先週から1歳半になる息子の体調がわるくなり、下痢と嘔吐を繰り返すようになりました。はじめは風邪だったのが、ロタウィルスにかかったようです。それがわかったのがつい先日です。かかりつけの小児科ではなく別の小児科に行って初めてわかりました。その日の夜、私も吐き気が止まらなくなりました。
あーうつったな。と。
息子をだっこしているときに何度も息子が吐いていたので、それを被っています。まず息子の体を拭き、服を着替えさせ、落ち着かせてから自分の始末をしていたのです。親としてはその順序になるかと思うので、うつるのは必至の状態でしたね。
ただかかりつけの小児科ではやくそれを診察してくれれば、気をつけようもあったと思うし、はっきりわからなくてもそういう注意でもしてくれればよかったのですが。。
しらべてみるとロタウィルスの検査には血液検査をするらしいのですが、最近ではラピッドテストという簡易検査ができるようです。別の小児科ではそれを使って診察中に結果がでました。肛門にめんぼうをさして検体を採取し液体につけることで、ちょうど妊娠検査薬のような形で検査ができるというものです(たぶんそんなかんじです)。
おそらくかかりつけではそれを導入していなかったのでしょう。
ロタウィルスは5歳までにほぼ全員がかかる病気なのだそうです。お子さんがいらっしゃるかたはほぼ通る道です。
もし疑わしい症状が出た場合はノロウィルスなのかロタウィルスなのか簡易に検査できるものがありますので、それを使える小児科に相談することをお勧めします。ただ分かったからといって薬でロタウィルスを直接殺すということにはならないようです。他の風邪と同じように症状を和らげながら体に抗体ができるのを待つことになります。特に脱水症状には気をつけましょう。だからといっていろいろ知らない状態では他の人間(親も含めて)にうつさないようにすることはできません。
ポイントしてはいくつかあります。※感染症情報センターから抜粋
- 患者の便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれていますので、その処理には十分注意する必要があります。また、下痢の症状がなくなった後も、患者の便にはしばらくウイルスの排出が続くと考えられますので、症状が治まっても安心はできません。汚物を処理する際には使い捨ての手袋を使用し、用便後や調理前の手洗いを徹底しましょう。
- 殺菌には熱湯あるいは0.05から0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを使用します。アルコールや逆性石鹸にはあまり殺菌効果はありません。
- 調理器具、おもちゃ、衣類、タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。
- 市販の塩素系漂白剤(通常は5から10%次亜塩素酸ナトリウム)なら50倍から100倍に薄めて使用します(例えば、原液10ミリリットルを1リットルの水で薄める)。
- 汚物の処理方法
- 患者の便や嘔吐物を処理するときは、使い捨ての手袋とマスクを着用する。
- 便や嘔吐物はペーパータオル等で取り除き、ビニール袋に入れる。
- 残った便や嘔吐物の上にペーパータオルをかぶせ、その上から50倍から100倍に薄めた市販の塩素系漂白剤を十分浸るように注ぎ、汚染場所を広げないようにペーパータオルでよく拭く。
- ウイルスは乾燥すると空気中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、便や嘔吐物を乾燥させないことが重要。
小児科にあるおもちゃなどは定期的にアルコール消毒をしているらしいですが、それだとロタウィルスは殺せないということを意味します。うちの息子は小児科にいくと毎回そのおもちゃであそんでいます。。
仕事に支障が出ます(出ました)ので、子供の病気の知識もつけましょう。