かねてより念願だった自社開発のソフトウェアを今年の7月にリリースしました。
人事評価のためのシステムなのですが
「人事評価」になじみの無い方の為に少しだけ説明します。
■人事評価(人事考課)とは?
厳密に言うと評価と考課は違います。
が、ここでは同じ物として説明します。
人事評価は企業が人材にある目的を持って評価することです。
ある目的とは企業により様々なのですが、一般に2つのことを主に目的とします。
1:次期の待遇を決める
2:人材の育成
うちではやってないなーと思っていても、
これは必ず行われているものです。
それが人事評価制度となると制度化されていない企業がたくさんあります。
企業が大きくなる為には制度化する必要性があり、
つねにチューニングを行いながら運用していく必要があります。
■なぜこのシステムを作ったか
ウェイバーは中小企業向けの人事考課システムなのですが、
根本的には自分のスキルを使って、
なんでもいいから社会に役立つ物を作りたいというのがありました。
もちろんそれで利益も出して企業としてもう1つステップを上がりたいという事もあります。
よくなぜ人事なんですか?聞かれます。
正直言うとよくわかりません。
人事畑にいたわけではないですし。
たぶん人が好きだったからでしょうと解釈しています。
中小企業で働く人たちが大企業で働く人たちよりも得られていないものの1つに
人事評価制度がありました。
また中小企業の社長さんたちにお金の面でも機能の面でも
つかいやすいシステムを提供したいという思想があります。
「ちょっと安すぎるんじゃない?」と言われます。
確かにBtoBのこの分野では常識はずれです。
でもそもそも中身のシステムも人事の常識から外れています。
いまだにプライシングを誤ったかなと迷うときもあります。
それはあくまでリリースしたてでまだ運用が不安定だからであり、
コンセプトから逸れてはいないのです。
ですからもうちょっと頑張ってみます。